掃除でもしようかとゴミ袋を探してると。。。

「吹雪。お前、何しに来たの?」

「え??」

何しにって・・・。

「心配で様子見に・・・。」

「へ~」

それぐらいしか言えなくない?

「吹雪・・・。」

呼ばれて振り向くと、いきなり抱きしめられました。。。

「ちょっと!春人?」

「わり~。俺、すげーダサいよな。凄く女々しいと思う。別れる時も、お前を困らせないって言ったのにな。」

こんなに弱い春人初めて見た。

いつもは自信たっぷりで。。。

いつだって男らしくて。。。

「春人。うち幸せだったよ。春人と過ごした時間凄く幸せだった。これから先もそれは変わらない。春人も無理にうちの存在を消さないで。お互い、先に進もう!春人はうちに縛られ過ぎなんだよ。昔からね。」

「ありがとうや愛してるじゃまだ足りないけど?」

「せめて言わせて幸せですと・・・。」

思わず返してしまったw

「キセキ」の1節。

「そっか~~。幸せか・・・」

「春人が居たから今でも幸せなんだよ!」

「アハハ。そっか。」

そんなに悲しく笑わないで。。。

「よし!もう大丈夫!」

そう言って私から離れる春人。

「俺も、お前の事卒業するわ!!俺、前にお前の事守りきれなかったから。その分お前の事幸せにしなきゃって変な使命感あったのかも。お前が幸せだったなら、もう固執しない」

「うん。幸せだからもう大丈夫だよ!」

「ねね。これで最後にするから、一発やっていい?」

( ´゚ω゚`):;*.':;ブッ

「一発ってどっち?」

殴る?エッチ?

「え!それはもちろん!!」

「アハハ!!冗談言えるなら、本当に大丈夫だね!!」

春人も吹っ切れたみたいで良かった。。。

「いや。冗談じゃないってば!」


ええええええええええ!!