2人はナデシコの部屋に行った。
たわいもない話をして、
ベッドに2人で寝転んで、
手を握りあいながら話していた。
ふと、ナデシコは自分から崎冬馬に抱きついてみたいと思った。
ベッドの上なら大丈夫な気がする。
「えい!」
勇気を出して崎冬馬にくっついた。
「おい!……おま、やるじゃん……」
ちょっと照れた崎冬馬に、ナデシコはただ、しがみついていた。
「ねぇ、俺を見て?」
崎冬馬は、俯くナデシコの頬を撫でた。
涙目で顔を上げたナデシコに、崎冬馬はついに我慢ができなくなった。
「まじ、お前が悪いんだから……」
貪るように、崎冬馬はナデシコの唇を求めた。
ナデシコも、これにこたえて、
2人はずっと、キスをしていた。


