青春最強ストレート!

本人から言ったから説得力があったのだろうか。


まぁなんにせよ良かった。


「いや、やらせる。」

…誰だ空気ブレイカー!
再び降ってきた声の主は我らが担任その人であったとさ。

「ちょうどいいじゃない赤塚。克服しろ。出来たら即レギュラー入れてやるよ、スタメンはさすがに出来ない相談だけど」
「要らないです。使えない投手レギュラーにしとく余裕あったら選手育てろって話ですよ」
「克服する前提でだよ」
マネージャー可愛いぞ、とか、主将優しいぞ、とか、ひたすら勧誘をするゴロウちゃん。もう、マジでいい加減にしろよ。それ選手の、というか部員の仕事だろうがよ。