「おま…お前、スタメン落とすぞ馬鹿!」
「俺が居なかったら負けるんじゃなかったかな?俺本当は野球部入るつもりなかったんだけどぉ」
なんちゃってー、と笑って、空はのんびり俺の後ろの席についた。
こんなことを言っていても、中学の頃から空は野球一筋なのだ。
最近は、授業して、練習して、自主練して、帰りにバッティングセンター行って、夜は素振りだとかなんとか。
それでいて勉強もできちゃうお前が羨ましい通り越して恨めしい。
だからこそ、この高校で、しかも一年生でスタメンに座ってるんだろう。世界は努力した奴が報われる仕組みになってる、って言うじゃない。
「俺が居なかったら負けるんじゃなかったかな?俺本当は野球部入るつもりなかったんだけどぉ」
なんちゃってー、と笑って、空はのんびり俺の後ろの席についた。
こんなことを言っていても、中学の頃から空は野球一筋なのだ。
最近は、授業して、練習して、自主練して、帰りにバッティングセンター行って、夜は素振りだとかなんとか。
それでいて勉強もできちゃうお前が羨ましい通り越して恨めしい。
だからこそ、この高校で、しかも一年生でスタメンに座ってるんだろう。世界は努力した奴が報われる仕組みになってる、って言うじゃない。


