雪恋〜ゲレンデで恋して〜

「じゃあとりあえず、もう部屋戻ろ?ハル、シンくんありがとね。」


何かを察してか愛菜がそう言ってくれた。


「だな。遥ちゃんマジ風邪ひくなよ。」


そうハルくんが言ってくれた。


1人何も話さないシンくん。


シンくんにも心配かけたんだから謝らないと…


「うん。ハルくん、ホントごめんなさい。シンくんホントごめんなさい。探してくれてありがとう。おやすみなさい。」


きっと早口になってる…目も見れないし…


でも、今は出来れば一緒にいたくない…


きっとシンくんは優しいから必死で探してくれたのかもしれない。


でも、今はとりあえず、落ち着きたい。


そう思った。


「じゃあ、おやすみ。」


そうハルくんが行ったのをきっかけにそれぞれの部屋の方へ向かった。



その時、


「遥、ちょっと話そう。」


自分の部屋に向かったはずのシンくんに腕を捕まれた。


「シンくん、明日にしてあげて?」


愛菜はそう言ってくれたけど、いつまでも避けてちゃダメになると思って、


「愛菜、大丈夫だよ。」


そう愛菜に声をかけた。