眩しく輝く水の上に、突き抜けたような空が広がる。


その場所に二人は午後いっぱいとどまっていた。

ぬくぬくと陽射しの下で、あまり考えずに済むことばかりの会話を続けた。


青い空の青さの移ろいなどという、後から思い出しようもないことばかり。(心に刻まれはしようとも)