マイスィートアフタヌーン

そんな彼女は風に髪をあおられながら振り返り、

「メアリーアン。私はこれを運命だと思うべき?」


「えぇっ?」

飛び退るほど驚いてしまったのはなぜなのか。

発言を予想し、かつ恐れていたためだ。
メアリーアンはほぼ怯えつつ、真っ向見ているポーリィに向き直った。


瞳が不安を湛え……ている、とは言えない。

瞳を語るならそれはきらきらと、美しく輝きを増していた。


「私はクレイクリフで暮らしていけるものかしら」

「暮らすと言うなら、……暮らしていたわよ、何年も」

「あら、本当。経験済みだったわ」


「でも今度はたぶん全然違うから、立場とか環境も、学院長が」

つっかかりながらの危なげな言葉を、ポーリィはきっぱりと遮った。