かなり緊張だよ…。
「お、お邪魔します…」
「どうぞ。」
私は圭の家へ。
だけど
ダンボールの箱がたくさん積んである。
これ…
「親父と母さんの荷物。俺はここで一人暮らし。」
……え……
「一人暮らし?」
「二人とも…離れた所行くから。俺はここにいたいし…一人暮らしは大学で元々する予定だったからな。」
そんな…
「寂しく…ない?」
私は圭に聞く。
「お前が側にいれば良いから、俺は。」
圭は私の頭を撫で言う。
圭……
「母さんの浮気が原因。お互い仕事ですれ違いまくりだったし…結果は分かってたよ。」
圭が言う。
「…そっか。」
「俺はそんな二人を選ばされるのが嫌だったから…ここでいい。」
そう言った圭の表情は切なくて…
私は圭の手を握る。
圭は本当は寂しい…。


