それから淳也は父、総一郎のコトを調べ始めた。


父は何を知り、何に怯えているのか。


それを知るのが本当に正しいコトなのか、かなり悩んだがそれしかない。
淳也はそう思った。



それが、全てを1つに結ぶ答えになるコトなど、知るはずもなかった。





気が付けば、新しい年を迎えてもう6ヶ月のトキが流れていた。