「お前がいなきゃつまらないだろう?」

「……えっ?」

「だから、お前が一緒じゃなきゃ楽しめないんだよ。俺は」

「それって…告白?」

「まあな」

…味も素っ気も色気も無い…。

がくっと脱力してしまう。

「それにお前、俺がいないと無茶ばっかするだろ? 俺ぐらいしか相手にならないって」

「どーゆー意味よっ!」

「こんな大きな和風の屋敷に住んでて、しかもお嬢様で病弱。周りからは儚げな美少女なんて言われているが、結構おてんばだしな」

たっ確かに昔から、病弱ながらも暴れてたけど…。