北の子供は困りました
南の神様が、子供を食べずにすむようにすると約束したからです。
「私達が、凍える程寒い思いをしなくてはならないんだ。」
ところが、誰も話を聞いてくれません。
それどころか
ののしり声があがるばかりです
「お前、南の神様を、退治することも出来なかったくせに、
俺達に寒い思いをしろとはどういうことだ。」
「人食い神様に騙されて
まんまと帰されたんだろう」
子供達の怒りは収まりません
誰かが叫びました
「仕方ない、僕たちで
南の神様を退治しよう」
みんな頷きました
「南の子供達を助けるために
人食い神様を退治しよう」
ときの声が上がり
子供達は手に手に武器を持ち
南に向かいました
残ったのは北の神様と
南から帰ったあの子供だけです
子供は泣いて
神様に聞きました
「神様私達は、
みんなで幸せになりたいだけなんです
私はどうすればいいのですか?」
北の神様は答えました
「私の仕事は
おまえ達を幸せにすることだから
他のことはわからないんだ
でも一つ教えてあげよう
神様はね、うそをつかないんだ」
南の神様が、子供を食べずにすむようにすると約束したからです。
「私達が、凍える程寒い思いをしなくてはならないんだ。」
ところが、誰も話を聞いてくれません。
それどころか
ののしり声があがるばかりです
「お前、南の神様を、退治することも出来なかったくせに、
俺達に寒い思いをしろとはどういうことだ。」
「人食い神様に騙されて
まんまと帰されたんだろう」
子供達の怒りは収まりません
誰かが叫びました
「仕方ない、僕たちで
南の神様を退治しよう」
みんな頷きました
「南の子供達を助けるために
人食い神様を退治しよう」
ときの声が上がり
子供達は手に手に武器を持ち
南に向かいました
残ったのは北の神様と
南から帰ったあの子供だけです
子供は泣いて
神様に聞きました
「神様私達は、
みんなで幸せになりたいだけなんです
私はどうすればいいのですか?」
北の神様は答えました
「私の仕事は
おまえ達を幸せにすることだから
他のことはわからないんだ
でも一つ教えてあげよう
神様はね、うそをつかないんだ」

