北の子供は困って
しかし言いました。
「わかりました
あなたが自分の子供を食べずにすむように
力を尽くします。」
そうして子供は北の国に帰りました。
今度は帰ってきた子供に
仲間の子供が聞きます
「どうだった?」
「子供を食べる南の神様を退治した?」
「それとも南の子供を助け出した?」
しかし北の子供は
仲間達に言いました。
「南の子供を助ける方法は
僕たちが傷んだ食べ物を食べて
凍える程寒い思いをするしか方法が無いそうなんだ。」
それを聞いた子供はがっかりしました。
「なんだいそれ?
人食い神様と、まったく関係が無いじゃないか」
帰ってきた子供はうまく説明できません。
そこへ、北の神様が帰ってきたので
子供は神様に言いました。
「神様、私はもう、もっと暖かいコートが欲しいなんて言いません
だから、南の畑の作物を盗むのをやめて下さい。」
すると
北の神様は驚いて
しかし、こう言いました。
「何を言うんだい、
ここはとても寒いのに、おまえ達にそんなコートしか与えられなくて、
私はいつも申し訳なく思っているんだよ。
次こそ、もっと暖かいコートを持ってきてあげるから、まっていなさいね」
しかし言いました。
「わかりました
あなたが自分の子供を食べずにすむように
力を尽くします。」
そうして子供は北の国に帰りました。
今度は帰ってきた子供に
仲間の子供が聞きます
「どうだった?」
「子供を食べる南の神様を退治した?」
「それとも南の子供を助け出した?」
しかし北の子供は
仲間達に言いました。
「南の子供を助ける方法は
僕たちが傷んだ食べ物を食べて
凍える程寒い思いをするしか方法が無いそうなんだ。」
それを聞いた子供はがっかりしました。
「なんだいそれ?
人食い神様と、まったく関係が無いじゃないか」
帰ってきた子供はうまく説明できません。
そこへ、北の神様が帰ってきたので
子供は神様に言いました。
「神様、私はもう、もっと暖かいコートが欲しいなんて言いません
だから、南の畑の作物を盗むのをやめて下さい。」
すると
北の神様は驚いて
しかし、こう言いました。
「何を言うんだい、
ここはとても寒いのに、おまえ達にそんなコートしか与えられなくて、
私はいつも申し訳なく思っているんだよ。
次こそ、もっと暖かいコートを持ってきてあげるから、まっていなさいね」

