【続】天国に近い場所

ドキッ


「うん。龍美も仕事頑張ってね♪はい!」


私は龍美にお弁当を渡した。





「‥あ、ありがと」

「気をつけて…っ!」



龍美は私の腕を引っ張り、私にキスをする。

いきなり口に舌を入れて来て、立ってられなくなる私。





「………ッ……」



キスはどんどんヒートアップ。

龍美は私の腰を手で支え、更に激しいキスをしてくる…



仕事‥

遅れないのかな‥?



頭の片隅でそう想いながら、私は龍美のスーツをギュッと掴み、

『いってらっしゃい』って言うかのように龍美のキスに答えた。