【続】天国に近い場所

え゙……


このお姉さん‥

私と龍美を、健ちゃんの親って勘違いしてる…






「へへへ〜♪」




嬉しそうに笑う健ちゃん。





ドキッ






あんなに‥

嬉しそうにしてるってことは‥


私たちのこと親みたいな存在に、想ってくれてんのかなぁ‥





って!

なに考えてんのよ、私っ


今さっき、

健ちゃんを陰ながら見守ろうって決めたばかりじゃない。






「‥どうぞ〜!足元気をつけてくださいね〜」



‥このお姉さんのせいだ!

絶対に……うん。