【続】天国に近い場所

お昼を食べ終えて、一通り乗り物に乗り夕日が出てきた頃、

最後に観覧車に乗る事にした。





「あんまり走ると転ぶぞ?」

「大丈夫大丈夫〜」


目の前にある観覧車乗り場に、走っていく健ちゃん。







「3人でーすっ♪」


健ちゃんは、観覧車乗り場にいるお姉さんに三枚のフリーパス券を得意げに見せている。





「ハーイ、3名様ですね〜」



後ろから健ちゃんに追い付いた私と龍美をちらっと見たあと、お姉さんはニコッと微笑む。








「いいね〜ボク♪今日はパパとママと遊園地かぁ〜」