【続】天国に近い場所

「あーあ。お前、口にカレーついてんぞ」


龍美が、健ちゃんの口を指差した。





「あ、ホントだ」


私はカバンからタオルを出し、健ちゃんの口を拭いた。





「ありがと」

「うん。カレーおいし?」

「うん♪」



かわいいな、健ちゃん‥



健ちゃんに初めて会った日は、

まだ4歳でちっちゃかったのに…


来年はもう小2かぁ〜

大きくなったなぁ‥




私はカレーを食べる健ちゃんを見て、サンドイッチをほお張りながら‥自分が見てきた健ちゃんの“成長”を、振り返って思い出していた…