【続】天国に近い場所

私の不安だった気持ちを、スッと軽くしてくれたんだ。



私だって・・

きっと龍美じゃなきゃ無理だ。



あなたじゃないと‥



全然ダメだよ。





「‥あ!」


気がつくと、私の左手の薬指には昨日没収されたはずの婚約指輪がはめられていた。


でっかいダイヤのあの指輪。

私の指に戻ってきてくれたんだ!



私はまるで“おかえりなさい”って言うかのように・・

右手でそっと指輪を包んだ。






「――ったく。男に2回もプロポーズさせるなんて、いい根性してやがる」