【続】天国に近い場所

目の前が涙で滲んだ。

当然、プロポーズなんてされると思ってもいなかった私。


ぽろぽろと目から涙があふれ、気がついたら龍美の胸に顔を埋めていた。




龍美は「ハハ」と笑いながら、私の頭を撫でてくれる‥

撫で方はいつもに増して優しい。





「で?返事は?」

「えっ?」


ちょっと口を尖らす龍美。




ああ、そっか…


返事って‥『はい』?

それとも『よろしくお願いします』??






「志乃?」

「あっ‥え―と……」



どうしよう…

なんて言えばいいの!?