よかった〜♪


私はホッと一安心。

夏莉に『ありがとう(TωT)×10000000000000』と、返信して携帯を閉じた。





「夏莉なんだって〜?」



ギクッ

龍美が私の顔を覗き込んでいる。




「え、えーと……今日出された宿題のことで、わかんないところあったみたいで‥」



嘘ついてしまった――!

今日は宿題なんて出されてナイし。






「ハ?お前に宿題のこと聞いたって、わかる訳ねえじゃんな?夏莉も案外バカだな」

「う、うるさいな」