俺は今日無事に、
卒業をした。

そして家に帰ると、
愛しい人が出迎えてくれた。
可愛い天使と一緒に。

「相馬君お帰り。」

「ただいま翼、かもめ。」

可愛い天使は、
女の子だった。
名前はかもめと懐けた。

翼は直ぐに学校を辞めて、
俺の家に引越しをしてきた。

本当は、
2人で暮らしたかったけど、
無理だった。

「相馬君と一緒に、
相馬君の実家で住みたい。」

翼の一言で決まり、
両親達は安心した。

俺の18歳の誕生日に、
かもめが生まれた。

俺が18歳になったので、
籍を入れたかったけど、
翼の18歳の誕生日に
籍を入れた。

「だって、娘と相馬君が
同じ誕生日なのが嫌。

入籍日を私の誕生日に
しないと寂しい!!!」

翼のわがままで、
翼の誕生日まで待った。