「もし、相馬君と
結婚しても私は、
メイドさんを雇わない。」

「母さん達の同じ意見?」

「うん!!!」

翼を自分の膝に座らせて、
抱きしめた。

「今からデートでも
しないか?

父さんたちは今日、
遅く帰ってくるし、
何処かに行かないか?」

「ある所に行きたい。」

翼の荷物を一旦
俺の家に置いて出かけた。

そして電車の揺られて、
ある場所に着いた。