俺は鳥越相馬。

高校2年。
一応生徒会長をしている。

自慢じゃないが、
成績はトップでモテる。

けど一度も彼女を
作った事が無い。

嫌。本気で
好きになったことが無い。

けどある日、
一目惚れをしてしまった。

2年生になって、
新しいクラスに行くと、
ポニーテールをした
女の子がいた。

自分の胸がおかしく
なる位にドキドキした。

「相馬?」

「何だよ。圭吾。」

坂本圭吾。
俺のダチである。

「可愛い女だな。」

「ああ。」

「お前真っ赤だぞ?」

「そんな事は無い。」

圭吾は変な目で、
俺を見つめてきた。

「あの?」

ポニーテールをした
女の子が俺達に、
声を掛けてきた。