俺は、茉琴と別れたあと、急いでみんなの待つカラオケに向かった。
部屋に入ると、
「悠夜、おっそーい!」
「何してたんだよ!」
「寂しかった〜」
などの声が飛び交った。
「わりぃわりぃ。なかなか見つかんなくってよ」
等と言いごまかした。
「あのブスとなんかしてたんじゃないの〜?」
「んなワケネーだろ?お前だけだよ、風美[フミ]」
風美は、一週間前から付き合ってる俺の彼女だ。
サバサバしている外見とは違い、かなりめんどくさい性格をしている。
なんで、こいつと付き合ったか分からない・・・。