あたしが避けられて数日が経つ今日....

もちろんみんなからは避けられている。


「何で避けるの?」

やっとの思いで口にした言葉....

「...だって望って好きな人できた事ないんでしょ?」

「ちがっ「違くないよ!!」

「...。」

あたしの言葉をさえぎる友達の言葉は本当の事であたしは黙ってしまった。


「望ってレズなんでしょ?女が好きなんでしょ?.....気持ち悪いよ!...」


そう言って彼女は走ってあたしから逃げるように去って行った...


* * * * * * *


・・・──その日から友達なんていなかった...だから千鶴ちゃんが友達になってくれた時、嬉しかった。」


「そっか」そう言って千鶴ちゃんは強く抱きしめる。


「ありがとう」


嬉し過ぎて涙がでてきた。2年ぶりの友達....


あたしは千鶴ちゃんの胸の中でおもいっきり泣いた.....。