村民達は「これは呪だ自分達にお狐様が
報復をしてこられたのだ。
早く・・・早くダム建設をやめなければ
ダム建設者どころか
自分たちまで殺されてしまう!」

と言い急遽ダム建設を中止し
元の村に戻ったのである。
だが、村民達の病状は一向に治らずそれどころか悪化するものが多くいた。
困りかけた村民は僧侶や呪術師を呼び
零床や経を読み上げてもらい原因を調べてもらった所によると
皆口裏を合わせたかのように、

「これもお狐様が機嫌を損なわれてしまわれたからだ」と言い
「お狐様を永久信仰し昔通りに祭りをやり数年に
一度生贄を捧げお狐様の
お怒りを静めなさい」と言った
村人達はお告げ通りに
お狐様を信仰し祭りも
毎年何度かに分けて
1年に3・4度ほど行なわれた
もちろん生贄も・・・

そうする事で神様への
・・・つまりお狐様への許しを請う事になり
病気をわずわらっていた人や精神に異状をきたしていた人も
徐徐に良くなっていったと言う

この村は呪われているのである
信仰しいているお狐様に・・・・



第一夜お狐様信仰の所以 終