昼休み、 第二音楽室には、碧も菜束も、 来なかった。 「何?綿貫来たんじゃないの?」 「来てた…し…さっきも授業居たよ」 「何でー?菜束は」 「さぁ…」 「ちょっと出てくる!」 「あ、片桐」 とことん、世話の焼ける二人だ。 と、白羽も音楽室を出た。 「菜束ちゃん!」 「莉桜ちゃ…」 「何がどーしたの!千幸でしょ?」 図星を浴びせられる。 「…でも」 「でもじゃないよ!何言われたの!何されたの!」