ダルい体と食事のいい匂いに目が覚めた。 ゆっくりと目を開けると小百合の顔が覗きこんでいた。 「小…百合…さまっ!」 予想外の顔に思わず体を起こした。 「あっ! いいの!和真は横になって!」 俺の体をそっとベットに戻す。 思うように体が動かない。 それを見ると嬉しそうに小百合は微笑んだ。 「食事持って来たから! 食べられる?」 そう言ってまだ湯気の立つ食事を差し出した。