学校が終わると俺は他には目もくれず家路を急いだ。
そしてやって来た龍を部屋に上げ今までの出来事や胸のモヤモヤについて話した。
「お前、その子の事好きなんだって」
龍は少し考えた後真剣な表情でそう言い切った。
龍は一番仲のいいダチだ。
高校は別々でも、家が近いこともあり頻繁にお互いの家を行き来している。
龍は彼女ができてから一気に変わった。
俺が女遊びをしなくなったきっかけをつくったのもこいつだ。
黒いメッシュの入った金髪に黒すぎる肌。
チャラくて人一倍女癖の悪かったこいつが今じゃ彼女一筋の硬派男だ。
未だに信じられない。



