first love【完結】

こんなに最悪な気分は初めてだ。


仕方ねぇ。


あいつに相談するか。


俺はおもむろに携帯を取り出すと、慣れない手付きでメールを打った。


『お前今日、暇?』


メールを送りしばらく待つと携帯が震え出した。


『暇。何かあったのか?』

『別に。学校終わったら俺の家きて?』


『了解!じゃあな!』


最後のメールが来たことを確認すると、俺は机に突っ伏し胸のモヤモヤから逃げるように目を閉じた。


でも目を閉じてみてもなお、隣の席で睡魔と戦っている亜紀の姿が瞼に浮かんだ。