………―――


「また明日」


亜紀を家まで送り届け、手を上げる。


「あ、チョット待って!」

呼び止められ振り返ると亜紀はモジモジと何か言いたそうだった。


「何?もっと一緒にいたい?」


なわけねぇか、一人で突っ込みを入れた瞬間


「うん。もっと一緒にいたい……」


亜紀は俯き顔を真っ赤に染めてそう言った。