「……一生なんて大っ嫌い。もう知らないから……
その子と仲良くしてればいいでしょ!!」


「チョット待て……――!!」


俺の言葉を聞かずに亜紀は走り出した。


「……くそっ」


こんなはずじゃなかったのに。


昨日までは亜紀とこんなことになるなんて考えもしなかった。


俺は力なくその場に座り込んだ。