「一生、こんなところでフテ寝ですかぁ??」


キンキンとした高い声が頭上で聞こえる。


今最も会いたくない奴の登場に一瞬にして頭がクラクラする。


「お前どういうつもり?」

「えぇ?何の事??」


悪びれる様子もなく首を傾げる亜梨紗。


「あの写真貼ったのお前だろ?」


「違うよ〜!心外だなぁ〜」


ニヤニヤと笑う亜梨紗に俺は確信した。