「俺、絶対亜紀のこと諦めないから」


俺はそう言うと亜紀の顎をクイッと持ち上げた。


「陸くん……何でこんなことするの……?
お願い、離して……?」


涙目になりながら懇願する亜紀の表情にますます俺の理性が失われる。


「……例え力ずくでも……亜紀が欲しい」


完璧に理性を失った俺は、そのまま亜紀の唇を強引に奪った。


「んっ……――――!」


亜紀はドンドンと俺の胸を叩き抵抗した。