「そんなことないって。愛の方が可愛いよ?」



愛はあたしより10センチ近く背が高い。


モデルでも通用する体系。


黒髪を綺麗に巻き、すごく大人っぽい。


目なんてパッチリ二重で顔の彫りが深い完璧な美人顔。


愛はあたしの自慢の親友だ。



「ハァ……あんたはホントもったいないわ。
あっ!あたしヒロキと約束してたんだ。ごめん、あとでね」




「うん、いってらっしゃい!」



あたしは幸せそうな愛に笑顔で手を振った。