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「それは間違いなく恋だね。亜紀一生君のことが好きなんだよ!」


あたしは昼休み愛に今の気持ちを話した。


「……そうなのかなぁ?」


「絶対そうだよ!」


お弁当を頬張りながら自信満々にそう言い切る愛。 


「でも信じらんない。あたし一生の事大嫌いだったんだよ……?」


「恋なんてそんなもんだよ!昨日大嫌いだった相手が大好きになったり、その逆だってよくあるしさ」 


「そういうものかぁ……」


あたしは呟くようにそう言うと、ポケットに入っていた携帯をおもむろに取り出した。