「ごめんなさい!」
亜紀は突然頭を深々と下げて謝った。
「は?何が?」
意味わかんねぇし。
「実は………―――」
亜紀の話を詳しく聞いた俺は思わず顔を歪ませた。
「お前、ふざけんなよ……」
そして亜紀をチラッと横目で睨むと、深い溜め息を吐いた。
亜紀の話によると、今日来月行われる体育祭の種目決めをしたらしい。
亜紀は早退した俺の代わりにクジを引いた……。
「リレーのアンカーと借り人競争かよ……」
「……本当ごめんね……」
亜紀は俺の様子を見て少し涙目になりながら申し訳なさそうに俯いた。
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