「君はどうなんです?」

「え…」



突然のクライブの言葉にリリーナはクライブの顔をじっと見つめた。



「リリーナ?」

「あっ…」



私は…



リリーナが口を開きかけた時。



「きゃッ」



突然突風がふたりの間を吹き抜けた。



風で舞い上げられたのか、花びらがヒラヒラと舞っている。



「大丈夫ですか?」

「ええ…驚いた」



体に付いた花びらを払うためリリーナは服をバサバサと揺らす。