「家でも近づかないようにしよって言ったの隼人でしょ…。もう私に関わらないで」 「…美優」 私の名前を呼ばないで。そんな悲しそうな声で…呼ばないでよ。 どうして?隼人の言ってることは矛盾してるよ。 私は隼人に触れたい。でも触れられない。 だって兄弟だから。兄弟という壁が私たちを邪魔するの。 そんなことなら兄弟にならなかったら良かったんだ。 両想いなんて…所詮、あっさりと崩れてしまうものなんだ。