『そっか~。じゃあこれ隼人に渡しといてちょうだい』



そう言って渡されたのはピンクの袋。



何だろ、これ。



でもこんなに可愛くラッピングされてるんだからきっと…女の子から?



『さっき玄関のドアにかかってたのよ。何かしらね?』




ドアに?一体誰が?



でもお母さん、もう私たちのこと怪しんでない感じ。



嬉しいような少し複雑のような…よくわからない感情。