「さあ……」


そしてちょうど紫音君が来た。




「紫音君も来たね。食べよー」


「そうだね」


「いただきます」




私たちは晩ご飯を食べ始めた。


私はチラッと紫音君に視線を向けた。




「……なに?」


私の視線に気付いたのか、紫音君はハンバーグを食べる手を止めて私を見た。