奏多は私の頭の下に、腕を入れた。


うん?なにー?




「かな……た?」


「早く寝ろ」




奏多はそう言うと、天井の方を向いた。




……これってさー、腕枕ってヤツ?


って……えー!?




う、腕枕?!


なぜに!?




ヤバい!!


どうしよう……また鼓動が早くなった!!