奏多の側まで駆け寄った



「奏多ー?」


私は奏多の顔を覗き込んだ。




「んー……梢?」


奏多はゆっくり目を開けた。




「おはよー奏多」


「おはよ……」




奏多はベッドから起き上がった。




「朝ご飯出来たけど……食べる?」


「ああ……うん」