「栞!俺だよ!光基!木下光基!わかんない!?俺だよ!」 「…木下…さん?…なんであたし、木下さんの部屋に…いるんですか?」 付き合うようになってから、栞は俺の事を『木下さん』なんて呼んだ事が無い。 それに、妙に他人行儀な言葉。 俺の事を忘れてる? 栞の記憶から、俺がスッポリ抜けている!?