俺は、まがりなりにも教師で、 両親の別居や離婚によって 辛い思いをしている子供達を、 イヤというほど見てきている。 栞の娘を そんな目に合わせてしまうかもしれない…。 だけど… 今の俺は… 栞と共に生きる勇気も 栞と別れて一人になる意気地も ない。 たったひとつの真実。 俺は車を停めて、 栞にメールを送った。