チュッ そんな小さなリップ音と共に、流は部屋から出ていった… 小さなリップ…音? リップ音!? 私は、思わず頬をおさえる。 …………っ!? まさか、これが「ほっぺにちゅー」なのか?////// 呆気なさとむなしさと ドキドキ。 それを残して流は行っちゃった。 どういう…意味で受け取ればいいの!? 思い出すたび…// 胸の鼓動は止まらない。 静かに、大きくなり続ける。 流… 意味、わかんないよ…。