―――――― 朝。 既に習慣になっているから休日でもいつも通り目が覚める。 「ん………」 パチパチと瞬きをしながら自分の隣に目を移すと、俺の腕を枕にしてぐっすりと眠っている麻理亜の姿があった。 肩は剥き出しで、首元には幾つもの赤い花。 それは昨夜の情事の激しさを物語っていた。 「……やりすぎたかな」 そっと麻理亜の首筋に指先を滑らせながら苦笑する。 「んぅ………」 「麻理亜?」 起こしてしまったか、と思ったけど、寝言だったらしく麻理亜は俺にすり寄ってきて眠っている。