――――――― こうして制服姿になられるとやっぱり麻理亜は生徒なんだと教師と生徒の関係だと知らしめられる。 「ちゃんと出ろよ」 「分かってるよ」 部屋の鍵を閉めて二人並んで歩き出す。端から見たらおかしいと思われるかもしれないが、早めに家を出たので途中誰とも擦れ違うことはなかった。 「学校終わったら教室で待ってて」 「?一人で帰れるよ」 「鍵がないだろうが。それに買い物行くから」 俺は車に乗って麻理亜は歩いていく。連れて行くというのに頑なに麻理亜は首を縦には振らなかった。