ベッドの近くまできた麻理亜の手を掴んで、自分の方に引っ張る。 「っうわっ」 麻理亜は、思いっきり俺の方に倒れてきて、俺は、そのまま麻理亜を受け止めると、ベッドに寝転がった。 目の前に天井と麻理亜が映る。 「っ」 麻理亜は、慌てて俺の上からどこうとするが、そうはさせまいと腰に手を回して動けないようにした。 「た、敬夜さ、」 「なんで、機嫌悪かったんだ?」 わざと、聞いてみた。 「っ」 「あれ、結構傷ついたんだが」 ニヤリと笑っているのに麻理亜は気付かないのか目を泳がせている。