自然と仕事をするペースが上がっていきものの三十分余りで今日の仕事を終わらせる事ができた。 「おや、香山先生もう終わったんですか?」 「はい。先に失礼します」 「お疲れ様です」 「お疲れ様です」 数学科の先生達に挨拶して、足早に学校を出る。 車に乗り込むと、一度携帯をみる。あぁ、後で携帯番号聞いとくか。 そのとき、携帯が振動を始めた。見ると着信。相手は……… 「………はい」 『敬夜か』 「父さん」 チッと内心で舌打ちをする。