―――――――― 今日は、麻理亜の所に行く前に別の場所へと足を運んだ。 「―――いらっしゃいませ」 「頼んでいたものを取りに来たのだが」 「お名前を」 「香山だ」 少々おまちくださいとその店員の女は俺に背中を向けた。 しばらくしてから、店員は小さな箱を持って振り返る。 「こちらでよろしかったですか?」 「あぁ」 「はい、お待たせしました」 俺は店員にありがとうといい、小さな箱を貰う。それをポケットに忍ばせて俺は店を後にした。